"悪魔憑き"の実話をうまく脚色したホラー。
1981年心霊研究家ウォーレン夫妻は子供に取り憑いた悪魔を祓うため親父を呼び悪魔祓いを開始、その結果悪魔は子供からは離れるも今度は兄のアーニーに取り憑いてしまう。
死霊館シリーズ心霊ホラー作品。死霊館シリーズを何も見ずに観賞、シリーズが実話を元にしたストーリーであるのにしっかり怖かったですね。それは幻覚や悪魔憑き現象の演出がなかなか奇妙で恐ろしいからホラーとして成り立っているからだと感じた。
しかし今作は中盤ウォーレン夫妻の現場検証シーンとアーニーが獄中で悪魔に操られるシーンでのマッチカットとクロスカッティングの融合的な演出が好みでした。どちらのシーンも繰り返し交互に見せるクロスカッティング的演出と、カット割でうまくムービングマッチカットされて動きを連続させる演出がキレイ。
全体的に怖いことは怖かったが目を覆いたくなるような怖さは感じなかった気がする、正直最初のシーンで慣れてしまった。
