桃鉄

ディナー・イン・アメリカの桃鉄のレビュー・感想・評価

ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)
4.0
よかった。こういうお話好き!
パティ、めっちゃ似てるというわけじゃないけど、彼女の出立ちと冴えなさに親近感湧かずにはいられなかった。
パティがゲーセン行って大興奮して大はしゃぎして、「人生で一番最高の日だった」みたいなことを言うシーン、幸福感溢れてる分、切なさがあった。
平均的な20歳にとって、ゲーセンなんて友達と何度も行ったことある珍しくない場所だろうけど、パティにとっては一緒に行けるような友達も今までいなかったからこそ、憧れの場所であり、人とゲームしてはしゃぐのが初めての体験だったのかなあって。
孤独で素行の悪いサイモンは、実はパティからのラブレターに2年間ずっと支えられていたんだってのも胸熱。
二人にとって、お互いに必要な存在だったんだな。
欠けてたピースをお互いに埋め合ったかんじ。

サイモンはやく出所してあげて!
そしてもう捕まるようなことしてパティを悲しませないで〜!て思った。
桃鉄

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