特に望んだわけでもないが結果的に尖った人生を選んでしまったり、明確な目的もなく研いで脆くなってしまったメンタルで松浦亜弥を見たら確かに泣けてくるのかもしれない。
トークショーの雰囲気とかサブカル雑誌でコラムでも書いてるような面構えだが蓋を開けてみると街のCDショップ店員だったり、語られるアイドル論も的を得ているわけではなくメッセージが前に出すぎていたりとか、コピーバンドもそんなに上手くないのかもしれない、側から見たら醜悪にも見えたかもしれない最高に愛おしいあの頃。
なんだかんだで縁もあり人生が軌道に乗り始めるとやっぱり今の方が楽しいと感じたり、当時を振り返って内省が湧いてきたりするんだろうけど、それでもあの頃得た何かが現在に息づいているといいなぁ的な。
作品の感想なのかよくわからないですが、映画を出しに言いたいこと言ってるだけじゃね的な温度感が合うんじゃないかと思います。すげー良かったです。