Reoさんの映画レビュー・感想・評価

Reo

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プロジェクトA(1983年製作の映画)

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ほとんどスタントなしでやってるの凄すぎるな。全編通して結構な体なの使い方してるのにサラッと流す分、時計台のシーンだけはしっかり繰り返してるのも良かった。確かに何度でも見てほしくなるシーンですよね。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

 タイミングよく初日にIMAX鑑賞してしまった。
 宇宙からやってきた怪獣をウルトラマンが退治するという、当たり前になってしまった構図に大人もまぁ納得できる理屈をつけて語り直す点はやはり「シン・ゴジラ
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

 びっくりさせる系のホラーがとても苦手な自分ですけども、まぁMCUちゃんと追ってきたし無視はできないということで鑑賞。事前に「スペル」だけなんとなく観ておいてサムライミホラーの雰囲気を予習。

 まず
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

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 30代に差し掛かる若者が抱く、様々なものが閉じていく感覚に満ちた作品。20代後半は可能性が消えていく気配を感じつつも抗っていける年齢でもあるので、最終盤にそれぞれがどんな抵抗を見せているかというとこ>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

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 何もやる気がしない日に観て本当によかった。2時間半から3時間の超大作が相次ぐ中、90分前後でゆるく、追うべき文脈も(MCU)より少なく、アクションはしっかりしたアメコミ作品の貴重さ。ハンバーガー頬張>>続きを読む

決戦は日曜日(2022年製作の映画)

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 全然期待しないで観始めたけど、かなりいい感じでした。
 失言、偏見、ちょっとしたズレが積もった二世議員の頼りなさはテレビやらでよく観た姿だけど(現に実在のモデルが複数連想される)、この頼りない候補が
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ドラえもん のび太の魔界大冒険(1984年製作の映画)

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 おなじみ「もしもボックス」で魔法が当たり前に浸透した世界を作ったよというお話。この魔法の世界が現代の「科学」と「魔法」の立ち位置をシンプルに入れ替えたもので、勉強しないと魔法は使えないとか良い魔法具>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

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 マジで長いし非常に暗いので、観に行く時正直気が進まなかったんですが中弛みしたりいらないなと思うシーンはなかったと思いますね。全体的に集中して観れたけど終わってみて長かったという感想は変わらず。
 歴
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ドラえもん のび太の大魔境(1982年製作の映画)

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 ラスボス戦で飛び出す逆転のアイデアはめちゃくちゃ膝打ってなるほど〜!って感じでした。ちゃんと伏線も張られててうまいな〜って思う一方で、つまりこの戦いは無限に繰り返すの?っていうSF的な怖さもあり良か>>続きを読む

映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)(2013年製作の映画)

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 映画ドラえもん史上屈指の名作という評判を受け観賞。文化人をして傑作だと言わしめる批評性的なところは正直こちらのリテラシー不足でピンと来てないので割愛します。 
 それでもめちゃくちゃ涙腺を刺激してき
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

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 冒頭の長回しの迫力。ほぼ更地みたいな舞台は一瞬物語の後を映してるのかと思ったけど全然そんなことなく、IMAX最前列の効果もありスクリーンを覆う鉄球にぶつかるんじゃないかと錯覚する原始的な映像体験がで>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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 一回観ただけじゃ情報処理が追いつかないしだんだん眠くなってくるけどなんともその辺が雑誌っぽい。折に触れて見返したい。
 一番印象的だったのはそれぞれのコラムについて無意識なところも含めた文体が映像で
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

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 早くスピルバーグ版観たいな。ということで初めて観たんですけど、オープニングとエンディングがソール・バスだけあってキマりまくってる。50年代まで栄華を誇ったフレッド・アステアとかジーン・ケリー的多幸感>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

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 過去二作と比べてポップさは控えつつもめちゃくちゃスペクターな闇組織に実在の人物をはめていくのはやっぱりワクワクするし面白い。キャラで言えば圧倒的にラス・プーチンが魅力的。
 踊るような殺陣の戦闘シー
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ゴールド・ディガース35年(1935年製作の映画)

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 バスビー・バークレーの映画なのでまぁ話の筋は二の次なんですけど、単純な構成だし節々のギャグも効いてるので気楽に見れる。本領のミュージカルは文句なしで、序盤のホテルの仕事ダンス、中盤の爆買いはリズミカ>>続きを読む

Tinder詐欺師:恋愛は大金を生む(2022年製作の映画)

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 ネットフリックスは本当に証言ドキュメント作るのがうまいと思う。事件をリアルタイムに体感できるライブ感を支えてるのは無数の肉声や写真、メッセージ履歴をかき集めた取材力と情報提供、公開に協力した被害者た>>続きを読む

都会のトム&ソーヤ(2020年製作の映画)

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 だいぶひどいと思う。子供向けの作品なのでわかりやすくとかじゃなくて、普通に雑。確かに原作は児童小説だし今リアルタイムで視聴した子供はワクワクするかもしれない、でもそんな子供が大きくなって見直した時に>>続きを読む

劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

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 がっつり刺さったわけでもないが泣けてしまった。アニメ制作会社が押しつけられたクソスケジュールにもめげずもがくお話。

 テレビシリーズは数年前に見たので登場人物はなんとなく憶えてるなか、映画ではいき
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極楽特急(1932年製作の映画)

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うーん、テンポのいい会話劇に気持ちいいカメラワークとか、わかるんだけど「生活の設計」の方が好きですね。映画館で観たかったですね。2回目観たら感想が全然違うと思います!
 ダントツで好きなのはお互いの
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