実話ベース。アイドルに救われて息を吹き返す。その瞬間を描いたシーンが良い。変な関西弁がちょいちょい気になる。あややこと松浦亜弥さんと、あやや役の山﨑夢羽さんが同時に存在する大胆演出。「恋愛研究会。」。受け手から送り手へ。この心理は分かるようで分からないし、正しいようで違うような気もする。ミクシィ。何となくそういう要素はない映画だと思っていたので、そういう要素強めで後半はざわつく。録音晒し、食べるラー油、フィギュア尽くし。身内ノリというのは分かるけれど、いじめに近いいじりにも見えて複雑な気持ち。創作ならまだしも実在する人物。それを意識するほどにキツい描写が続く。コズミンに関してはアイドル好きというよりも、ただの女好きに見えてしまうのがもったいない。そしてあまり好きになれない主人公のキャラクター。個人的には、濃いオタク描写をもっとガッツリ見たかった。
