MizueTakadaka

あの頃。のMizueTakadakaのレビュー・感想・評価

あの頃。(2021年製作の映画)
2.1
ハロプロオタクの青春映画…
なのかと期待していたが
そうでもなかったというか…

おっさんになりかけの人たちの
遅れてやってきた青春モノ…では
あると思う

ハロプロはその象徴みたいな感じ?
ハロプロに対する愛を描いてる
ようには思えなかったです

ハロプロオタク仲間が
時を経て変化していく姿を描いた
郷愁のある作品というのかなぁ…

むしろハロプロって
楽しい想い出だよねー…と
過去のものにしてしまってるというか…


松浦亜弥の役を演じてる方がいる…
というのを、かなり前のネット記事で見て
気になっていたので鑑賞したのですが…

まぁ雰囲気や見た目は、少し似てはいたけど
後ろ姿で登場した時点で
声の印象があややじゃなさすぎてね…

映画の中で本物のあややのジャケ写とか
ポスターとか出ちゃってるし
石川梨華ちゃんのライブ映像は
本物使ってるわけだから
余計にそこだけ違和感が凄くなってます…

歌唱シーンも期待してたけどないし…

姿を見せずに描くこともできるシーン
だったし、むしろ見せないほうがよかった…
と思ってしまう

私にとってこの映画の惹きはそこだけ…
だったので、この時点で残念作


んで、物語のメインは
ハロプロオタク仲間のひとり
仲野太賀がいろいろ
やり散らかすのを見せられ
そんな仲野太賀がやがて
病気になって死んでいくのを
見せられて、なんとも言えない
気分にさせられる…

別にそんなもん見たくなかったし

この仲野太賀の役が
ほんと嫌な奴過ぎましたね
私、心から嫌いです

こんな奴がいたら
ストレスになるから
仲間になんかなりえません

その時点でリアルじゃない

実話ベースのようですけどねw

ダメで嫌な奴でも
愛嬌や憎めないとこがあれば
むしろ愛されキャラになるもんで

たぶんモデルになった人物は
そういった面のある方がだったのでは
ないかと想像しますが

この作品での仲野太賀は
不愉快すぎて、この物語を
説得力を持って成立させることには
成功していないと思う

さっさと◯ね!と
終盤まで思ってしまいました


あ、主演の松坂桃李の
イケメンと思わせない
絶妙な気持ち悪さは
とても良かったと思います
MizueTakadaka

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