ノーチェックでしたが、突然思い立ってレイトショーへ
何の予備知識もなく見た
フワフワしていて、感想が難しい…
考えるより感じる映画
終盤で、あ、そう言うこと?と
一気に深さに気づいてなんとも言えない感動が
急に深くなる
強いて言うなら
一番良いスピリチュアル映画だな、と
この世の不思議や神秘に迫るのでなく、最も日常に寄り添った形のスピリチュアル
あるある満載の日常
人生ってこうだよねという寂しい日々が続くのだけど…
人生の終盤だからこそ感じる、ということでもなくきっと誰もが常に抱えている寂しさじゃないかな
1人なのに賑やかに取り巻くあの登場人物達は、
自分と世界とにじっくり向き合った結果見えた人達かな
うまく言えないけど、寂しさも、後悔も、幸せだった過去も、全てあんな風に出会えると
それすら愛おしい
素敵な世界だった
目指したい境地かもしれない
田中裕子さんがおばあちゃん役なのがまず衝撃だったけど、若い時を演じている蒼井優さんと
ぴったりの雰囲気で本当に同じ人に見えた
寂しさの3人はなんで性別も容姿も全く違うんだろう
私はあなた(と東北弁で)言いながら
こう言うことかな?ああ言うことかな?と考えると楽しい
原作も読んでみたいな
言葉で説明しようとすればするほど
良さが消えていっちゃうような映画だと思います