あんな愛らしいおっさん3人がわちゃわちゃ出てきてくれるのなら、年を取るのもこわくないな。
…っていうのがいちばんの感想ですすみません。
桃子さん、リアルにうちの両親と同世代なので、いろいろ個人的に刺さるところが多かったなあ。
スカートのエピソードを観てて、わたしも知らぬうちに母に大きなダメージを与えたりしてきたんだろうなあって思ったり。
豆まきのシーンでは、ああうちの母もいまだにきっとこの節まわしで大声出して豆まいてるなあって思ったり。
それにしたって田中裕子さんが無敵にかわいくてかっこいいです。
桃子さんが旦那さんを愛してたのも、幸せだったのもまぎれもなく真実で、だけど亡くなって自由を感じ、心のどこかにすがすがしさに似た気持ちを抱いてしまったのも事実なの。
人の気持ちはひとつじゃないからね。
楽しくて寂しくてファンキーで力強くてかわいらしい映画でした。
そして岡山天音くんの某セリフにふふって吹いてしまった。くそう。
