まだ新しい切り口、観せ方作り方ってあるのだなあと思いました。
意欲的な映画であり、話法を開拓する気概が伝わります。
舞台演劇、小劇場っぽい雰囲気も感じました。
CGパートやキャスト、音楽、美術、
それぞれのパーツがガチッとはまるところまでは感じられませんでしたが、
未読の原作の良さを十分に伝えているのだろうと思います。
同じ沖田修一監督の「横道世之助」みたいに観てるそばからリアルタイムで余韻がガンガンに来るという作品ではなかったです。
田中裕子さんの劇中の歌唱が今回も素晴らしい!良い歌を歌う方です。
奇しくも「あなたへ」の「星めぐりの歌」に続き宮沢賢治モチーフでした。
エンドロールを見て、
最近は日本映画でもこんなにたくさんのスタッフが関わっているんだなあと、映画制作は日本でも大きな産業なのだと認識しました。
有名な原作の映画化権を取って、実際に制作するってすごくたいへんなんだろうなー。
サクソフォン指導だけで3人も先生がいるの笑った。
沖田監督は「幸せなひとりぼっち」を観たかな。
ここのコメントをもし見ることがあったら、
「幸せなひとりぼっち」もおすすめです!お好きだと思いますよ笑