「第10回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(2020)」に出品された短編作品。
1961年にフランスが行った原爆実験をテーマにした作品。
26分という短さの中に人間のさまざまな感情を詰め込んでいる。
原子爆弾は正義なのか、悪なのか。
今、自分たちは何をしているのか、そして今後どうなってしまうのか。
事を軽く考えている若者と、おおよそ事態は掴めているが現地で初めてその恐怖を感じる古参者。
出演者一人ひとりの挙動にリアリティがあり見入ってしまった。
短編作品はあまり見ることがないが、長編とは違う面白さが本作にはあると思った。
このフェスティバルも今回初めてしったので来年からチェックしてみようかな。