このレビューはネタバレを含みます
食材や料理が表情を持っていた
チコが切った食材はプライドを持ち
誰かを喜ばせたいときに切られた食材は生き生きとして
みんなをくっつけたいと願いを込めた料理は強い意思を持ち
願いが届かなかった料理たちは悲しい顔をしていた。
愛情を込めると美味しくなるってよく言うけど、本当なのかもしれないなぁと思いました。
そして、家族の宗教問題に対して自分なりに向かってみたり、人気者に悪口を言われても好きなことをやり通したり、優しい心を持ちながら強い意思を貫くエイブが素敵だった。
ずっと美味しそうな映画だった。