特定の宗教を信仰している人が少ない日本に住んでいる私たちにとっては驚くような話だが、外国では宗教の対立によって家族同士でさえも揉め事が絶えない家庭もあるということを知って驚いた。子供のあだ名さえも定まらないなんて、子供に罪はないのに…と何度も言いたくなった。
そんなシリアスなシーンも多くありながらもエイブが料理をするシーンやインターネットでつぶやくシーンなど、軽快なリズムで見れる場面も多く、心を重くしすぎずに見ることができた。
特にエイブが様々な材料を駆使して美味しそうな料理を作ったり、それが料理人に認められたりする場面はとても見ていて心地よかった。
様々なことに考えさせられながらも心が温まる家族の話だった。
