ことね（吉岡里帆）の視線が刺さりすぎて、当事者でもなく私はただの観客なんだけど、ずっとことねにごめんなさいって謝ってた。
どの人の立場も気持ちも分かりすぎて、途中であーもうほんとにしんどいなーと思うくらい、心を持っていかれるお話でした。
それにしても本当に良い映画だった。冒頭の劇伴からおや、と思うくらい良かったし、始まってほんの数分で引き込まれてしまった。好きな映画ってこういう風に最初で分かってしまうんだよなぁ、、。
素晴らしい日本の伝統行事が残る地域。でも何かやらかしてしまったときは田舎ならではの生き辛さが待ち受けている。秋田出身の監督だからこそ撮れた、なまはげ越しに見る新しい世界でした。
分福恐るべし。
