このレビューはネタバレを含みます
たすくとことねのシーンは凄く良かった。
吉岡里帆さんは美人だけど、普通の人になれて、悲壮感も出せる映画向きな女優だと思った。
ストーリーは序盤は勢いがあったけど、そこからはずっとふわふわしてた印象。綺麗でもなく、泥臭くもなく、ラストに向かっていった感じ。
画の感じ、街の雰囲気、間の取り方、役者に頼り過ぎたところもあったのかな。もう少し感情が動くシーンが欲しかったです。
ただ、自分のせいで奥さんや子供と別れた経験があって、後悔してる人には物凄く刺さるんじゃないかと思いました。
やるせない思いで戻ってきたけど、結局中途半端でどうにも上手くいかない感じは上手く描けてて良かったです。