ついこの間、年末年始の帰省を終えてこの映画を東京で見ている。
東京にねえものいっぺあるべ、って同じことをおばあちゃんに言われて帰ってきた。
顔を見たくて会いに行ったはずなのに、私もお金もらって帰ってきただけになってしまった。
このなんとも言えない広い家の中に人がぎゅっと集まってご飯つついてる空気
地元の友達が今も一番仲良しなこと
ぎばちゃんの方言聞いてホッとする。秋田弁喋ってるぎばちゃんの安定感実家のおじいちゃんそのまんま！
みんな秋田弁上手だけどやっぱり違う。
なまはげをずっと後世に残したい、って言葉はそのまま秋田がちゃんと生きてる土地であり続けてほしいって願いにも聞こえた。
今も在住のぎばちゃんの言葉だったからこそ生々しかった気がした。
うー、地元だと違うところに感情移入したまま見終わってひまった…。
太賀くんの最後の雄叫びをきいて、そのなまはげの声を聞いて周りが拍手し新しい父が娘を守っている姿に唇を思わず結んでしまった。
自分の娘がわからないって、顔見てもどの子が凪なのか分からないって、こんな情けなくて自分のこと許せなくなる事は無い。
たすくの母の だぃじょうぶだぁ、って言葉を何度も思い出してる。
心がぎゅうぎゅうだ。くるしい。いい映画だった、こんな映画作ってもらってありがとうだ。
