このレビューはネタバレを含みます
素敵!ボク、こういうの、好きサ。
永遠に続く幸せな同じ日と、時間を経る喜び、どっちが良いんスかねぇ...ってしみじみ思っちゃった。
でも中盤の2人の幸せも、時間を経ることで共有できる思い出が増えてく喜びってことだから、結局前に進まないと虚しいよな。そして、主人公の望みは、相手の喜びを自分のみに向けようとしてるって事になるから、やっぱエゴだったよなあ。気持ちはめっちゃ分かるけど。
むしろ主人公って結構真面目だよな。俺だったら記憶を共有しない人達と無限に同じ会話するなんて耐えきれなくて、割と早めの段階で、一番好みの人を道連れにしてしまうかも。そうしたら確実に特別な関係になるもんな。外道な心持ちの自分が嫌になります。
それでいくと、ロイとか凄え高潔だよな。誰とも記憶を共有せず、家族を犠牲にせず、繰り返す日々を楽しもうとしてるんだもんな。だてに年食ってないよな。(コカインやるくらいだから、前半何やってたか分かったモンじゃないけど)
クライマックスからできれば5分以内に映画が終わって欲しい派の俺からすると、最高のラスト!オシャレに小粋にサクッと!
超楽しい映画でした!
つーか明言されてないけど、ヒロインが姉に耳打ちしたシーンって、結婚相手と寝てますって告白だったってこと?クレイジーすぎんだろ笑