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パーム・スプリングスのseapointのレビュー・感想・評価

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)
2.5
予告だけみるとコメディ…だよな。
ナイル図がループ内で楽しさだけを追求しているのだから。自身の記憶もリセットされればその1日は永遠と言ってもどうってことない。
しかしそうでないことが酷であり、唯一の理性だろう。そりゃ最初は楽しいさ。同じ境遇の人間がいれば尚更。
それでも結局リセットされてしまう。楽しいけれどビール缶のプルトップを開ける回数度にイラつきや虚しさも増えそう。

サラのように一方では徹底的にループのからくりをオンラインで調べるって?バック・トゥ・ザ・フューチャーのドグもいなにのに?そんな簡単に理解や仕組みがわかるんかい!ここが随分割愛…

一方でロイのようにこの人生に乾杯と割り切る。
若いからやはり知らない未来に懸けたいのかも。どんなに楽しくたって面白くない日々があるからより楽しいのであり、結果がわからないから人間は考える、違う?

アンディ・サムバーグを「セレステ∞ジェシー」くらいしか知らなかったけれど、冒頭あたりのパーティーダンスといい、地に足がつかない軽さ、今どき草食系を体現しておる。ほっほっほ
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