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ありふれた教室のseapointのレビュー・感想・評価

ありふれた教室(2023年製作の映画)
2.6
日本は学校教員になる人が減少している。他国はどうなんでしょう。主人公はドイツ生まれというがポーランドの移民で、この学校では新米。ぎこちなくとも、見かけは教師と生徒がうまく行っているように思えた。

何事も金銭が関わるとこじれるし、すごく陰鬱になる。子どもが疑われたら親は潔白であることに努めるし、怒りの矛先は当然担任になる。
プラス職員室は無法地帯なのか。窃盗はなんとも言い難いが、確固たる証拠にならないのか。オスカーの母親は全面否定しているが、あの動画に対しては盗撮だけを取り上げてカーラを逆手に取り悪者と指す。怯んだ方が負け。SNSや集中攻撃されると成す術なし。あの盗撮もちょっと曖昧だったな。やるなら確実にしなくては。一度のチャンスしか無い。中学生なら集まれば大人一人、負かすことなんて苦ではない。いつもクラスの独特の挨拶、良いなって思ったが、担任への哀れみか…子どもは怖い。教えの場で学びの場であるのが学校なのにどんどんおかしくなる。もはや教えるのが好き、将来を担う子どもたちの道標になる、そんなことはもはや甘い夢なのだろうか。担任との体を使った挨拶等の表現だが、日本でも例えばちょっとした手話の挨拶とか毎回学校で学べばいいのに。良い機会だよね?
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