みかん

パーム・スプリングスのみかんのネタバレレビュー・内容・結末

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

途中であー、長いなと感じたものの評価が良かったので最後まで観ました。結果、観なくてもよかったなと...

ラブコメ系かと思いきや、SF系ですね。ちゃんと評価を見てから鑑賞すればよかった...

主人公の男性は同じ日を繰り返し過ごしている。ひょんなことから結婚式の花嫁の姉と仲良くなり、洞窟へ一緒に入ってしまう。そこから女性も同じ日を繰り返して過ごすようになる。

同じ日を過ごしているのは主人公、花嫁の姉、おじいさんの3名。主人公とおじいさんは敵対関係にあり、主人公はボウガンで何度も殺されてしまう。(殺されたら同じ日の朝に戻る)

女の人も今の状況が嫌になったら走っている車にぶつかりに行くなど、同じ日の朝に戻れることを知った上での命を粗末にするような荒々しい行動が逃避でしかなく、観ていて不快だった。

最後は女の人が研究を重ねて、ワープしている間に爆発すれば、時空を超えて元の時間を過ごせるようになることが分かり、実践する。というもの。展開があまりにもありきたり、チープでここまで「ここから楽しくなるかも!」と期待して観てしまった自分に呆れ返ってしまった。

エンドロール途中に流れた、おじいさんだけが繰り返す時空に取り残されているシーンが切なかった。



ポップなカラーで明るい雰囲気のポスターから分からないくらい下品な浮気シーンや走っている車にぶつかりに行くシーン、ボウガンで撃たれるシーンなど、観たくないシーンが多く、休みの日に観て「いい休日だな☺️」と思える映画を観たい方には絶対おすすめしたくない映画だった。

もう一生観ないだろう。
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