このレビューはネタバレを含みます
シリアスになりがちなタイムリープものを、うまくコメディに仕上げた良映画。
何万回もの11月9日を過ごしているナイルズが、何千回もヤッたビッチのサラに恋していくのがいい。
ナイルズ視点では、簡単にセックスできる女。でも一緒に特別な時間の中を生きて、恋が芽生える。一緒に居ることで自分達が特別だと思っちゃう感じ、男あるあるだなと思った。ナイルズは、洞窟に入ったのがサラじゃなくても恋しそう。
サラ視点では、見透かした態度のナイルズに惹かれセックスする直前に洞窟に入った訳なので、最初からナイルズ好きなのかなと。
一緒に過ごしてよりナイルズを好きになっていったのに、「1000回以上ヤッてた」と告げられたときのショックは大きい。
何度も繰り返される時間の中で「人を殺める」ことはずっと心に残り続ける。というのが良かった。