平田一

スペンサー・コンフィデンシャルの平田一のレビュー・感想・評価

3.4
ようやっとの今年最初の「火曜9時の映画時間」はNetflix製作×マーク・ウォールバーグ主演。ベストセラー作家ロバート・B・パーカーが生んだ人気シリーズ「スペンサーシリーズ」を映画化した作品で、裏社会の巨悪に挑む凸凹コンビの物語。

これまた午後のロードショーに流れそうな作品で、最高に心地よいユルさが得られる作品です。一見クレイジーなようで実は一番スペンサーを理解している恋人が男子トイレでスペンサーとヤってる姿は仰天です。あそこまで常軌を逸した行動力も良いし、乱暴な態度を通して背中を押してたのも爆笑w

カジノ建設に隠されてる犯罪計画というのも日本のカジノ建設を思い出して爆笑で、近年こういう良い意味でゆるっと土足で踏み込んでいく、わるいやつらにゃ傍迷惑なアクション映画は久々ですw

ウォールバーグとウィンストン・デュークの掛け合いも良いし、そこもまたエンタメ映画の必須を押さえていましたねw 特にボクにはウィンストン・デュークがメチャクチャ可愛くて、バトルモードじゃ超人ハルクも真っ青の暴れん坊w オレもこういう人と一緒にハチャメチャしたいと思ったし、絶対にウォールバーグと監督ワクワクしていたろw

この映画にもしもボクがキャッチコピーをつけるとしたら、

“道行きゃ騒動待った無し!”

これしか思い浮かずですw
あとこれは大好きな「いじめ探偵」の引用ですが、

「反省する機会(チャンス)を失ってしまった。それは彼にとって不幸なことだよ」

マジでこれと『イコライザー』シリーズに似合いすぎ✨
平田一

平田一