安定のWバーグコンビの織り成すクライムアクション！今回は割とシリアス路線。作品としては及第点で前作ほど突き抜け感は感じなかったけど安心して観られる。バディムービーとしてはもっと2人のタッグ感を出してほしかった。
Netflixオリジナル。マーク・ウォールバーグの突き抜けた感じの役柄が好きではあるんですが、本作では過去作と比較するとちょっと大人しめかなという印象。
ただ嬉しい誤算はマーク演じるスペンサーの彼女シシー・デイビス(イリザ・シュレシンガー)がかなりぶっ飛んでいたこと。ツンデレ具合もハンパないし、どんどん首突っ込んでいくし。
今回バディとなるホークを演じるのはウィンストン・デューク。『ブラックパンサー』をはじめとしたMCU作品ではワカンダのエムバクを演じ、『アス』では主人公の夫ゲイブ役でお馴染みですね。本作も含め、作品ごとに全く異なったキャラを演じているのにも要注目。今後のさらなる活躍が楽しみですね。
ベテランのアラン・アーキンはバットマンのアルフレッド的な役回りで、ヘンリーという主人公たちをサポートするお爺ちゃん。相変わらずファンキーな爺さんだ。
物語としてはスペンサーの元同僚が上司を殺害した容疑がかけられ、しかもその元同僚は自殺したというスペンサーにとっては有り得ない出来事の真相を追い求めるというもの。
そこで同居することになったホークと共に事件の謎を調査していくんですね。
作品としては程よい110分という時間ですが、少々中盤中弛みを感じました。全体としてテンポはいいんですがね。私の集中力の問題かもしれません。
アクションもそれなりに派手にかましてはいましたが、最近『タイラーレイク』を観たことで無意識に比較してしまいました。
続編を示唆する終わり方に期待は持てましたね。もし続編やるようなら是非とも主要メンバーはそのままでやってほしいです。
※2020年自宅鑑賞167本目
