貴婦人修行

勝手に逃げろ/人生の貴婦人修行のレビュー・感想・評価

勝手に逃げろ/人生(1980年製作の映画)
4.6
自然光フェチには全編たまらん。不意に来る暴力性に第三者視点(三章のユペールの真顔とか)を交えて凄惨さ帳消ししてギャグにするのが流石。口紅の件は笑うしかない。
ゴダールの投影をまかされたデュトロンが「映画以外に費やす能力がない」と言わされるわ飛びかかりを披露するわ轢かれた後に独白もあるわやらせたい放題で爆笑。仰々しいオーケストラで迎える解放からの何の変哲もない徒歩、確かに映画から人が解放された感ある。