雲隠幾蔵

勝手に逃げろ/人生の雲隠幾蔵のレビュー・感想・評価

勝手に逃げろ/人生(1980年製作の映画)
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イザベルユペール
「出演するにあたって作品や役柄について
彼(ゴダール)にいくつかの質問をしたの
"苦しむ顔を撮ることになる"…それで十分だったわ」
「彼はこれが再出発だと言い
ここから新たな物語が始まると言っていた」
悪魔の都め!最悪の街だ!
-1 SAUVE QUI PEUT 勝手に逃げろ
0 LA VIE 人生
今 流れてた曲は? どれ?
ガブリエルヤレド
「彼(ゴダール)の希望はポンキエッリ作曲の序曲を素材にした音楽だった」「それは序曲の第2幕の最初の4小節を使い編曲することだ」
「私は9年も菅弦楽器の編曲を離れていて興味を持てなかったし、新しく創るならいいがポンキエッリの編曲など嫌だった」
1 L'IMAGINAIRE 想像界
マルグリットデュラス
「たいていの映画には、気楽さがある、つまり、映画館へ行くと、それでもう安心してしまう───ストーリーにとっぷり浸かって、画面を追い、安心しきっている。運ばれ、引きつけられ、浸りきって、能事たれりとしている。わたしはもう、どんなことをしてもそんな映画は見ていられないの」
ジャンリュックゴダール
「私が観客のことを考えるようになったのは、たとえば『カラビニエ』の場合のように、自分がつくった映画が興行的に大失敗におわったとき…とてつもない失敗におわったときです。『カラビニエ』は、二週間で十八人の観客しか入らなかったのです!」
2 LA PEUP 不安
バカな父親ね!勝手にしろ!
人間はいつも口から言葉を吐き出してる
おまえは最低の女だ!
3 LE COMMERCE 商売
名前は? マリリン 殴られたいか?
4 LA MUSIQUE 音楽
ナタリーバイ
「デュトロンと台所で殴り合いをするシーンをスローモーションにして愛の場面に変えたこと…あれは見事だったわ」
LA FIN
別れた女房と娘が去ってゆく
(劇伴アウトからインそしてアウト)


そんなフィルムアートでした
雲隠幾蔵

雲隠幾蔵