監督はブランドン・クローネンバーグ。デヴィッド・クローネンバーグの息子さんなんすね。親子二代でなんか素晴らしい…。
好きな世界なんですけど、もう少し欲しかったですね。
他人の人格を乗っ取り、その人に暗殺させるって素晴らしい設定じゃないですか。
最初の5分間を観て、これは大傑作かもと期待したのですが…。
派手なSFサイコものを想像してましたが、メインのお話しは元の人格に戻ることですか…
…地味なお話が続いていきます。
画面も暗いし、古臭さもあり、なんだかこちらの意識が飛びそうに…
ホラーものとしても物足りなさが。
そりゃあグロいかもしれませんが、ワンパターンすぎて…。もう芸がないようにも感じました。
意識を乗っ取るイメージの映像は凄い良かっただけに、ストレートにもったいないなあと。
設定と尖った作風は好きですけどね。