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ポゼッサーのKのレビュー・感想・評価

ポゼッサー(2020年製作の映画)
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東京国際映画祭。待ちに待ったブランドン・クローネンバーグの長編第2作。倍増したとはいえ『アンチヴァイラル』よりも随分大衆向けになったなとは思いつつも、何が何でも暴力を美しく撮ってやるという狂気は前作よりもさらに磨きがかかり、身体から湧き出る鮮血に見入ってしまう。暴力シーンはどれも最高に良いのでナラティブを放棄した第三幕もご愛嬌。好きだけど、個人的には『アンチヴァイラル』の方に軍配が上がる
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