このレビューはネタバレを含みます
2021/01/10
母親の呪いによって育まれてく共依存じゃん。腹立つわぁ(褒めてる)。
大森立嗣さんの脚本や監督作品って、「光」とか「タロウのバカ」もそうだけど、観た後に嫌な感じを残すのが上手いな。救いようのない原作選び(脚本落とし込み)も○。
こんな嫌な母親役をやってのける長澤まさみさん、俳優としてのスペック高すぎ。あんまり好きな俳優さんではなかったけど、MOTHERでいいなって思った。
阿部サダヲさんはちょっと胡散臭く感じてしまって、あんまりハマってなかったかな。こういう人、いそうだよねっていう見せ方はうまいんだけど。なんかイマイチだったな。
奥平兼大さんは初々しさがあるけど、最後のお母さんが好きなのはダメなのか?って聞くところの表情はなかなかよかった!
大森立嗣監督と知らずに観たり、知ってる作品は多いし、好きなのかもしれない。まほろとかは映画は観てないから追ってみようかな。