MOTHER マザーのネタバレレビュー・内容・結末

上映館(219館)

「MOTHER マザー」に投稿されたネタバレ・内容・結末

「聖母か怪物か」考えるまでもなかった。

とにかく最初から最後まで周平と妹ちゃんが不憫で観ていて辛くなった。

周りに手を差し伸べてくれる人たちはいたのに、その状況を改善出来ない歯痒さ。

観賞後はなかなか精神的にこたえたけど、実際の事件を基にした作品だと聞いてさらにゲンナリしました。

建築会社の社長さん、良い事言うじゃないか~、と思ったら結局ヤるんか~い!まぁ長澤まさみ顔の女に迫られたらしょうがないか...

木野花さんの真に迫る演技が怖かったなぁ。
胸が苦しくなる作品。

クズで依存体質の母親秋子とただ1人の母親の顔色を伺いながら共に生きる周平。

共依存の三文字だけでは言い表せない関係性の2人の物語。

男に依存しているときは、周平に愛情のかけらも見せないが、一人になったときに周平に依存したりする母親。
そこに愛はあるのか?と考えさせられる。

周平も、支援をしてくれる人などから母親と離れる選択肢を出されるが、自分の意思で母親といることを選び続ける。

自分の子供である周平を使い、金を借りようとしたり、挙げ句の果てには、両親を殺させたりとひどい母親ではあるが、周平にとっては唯一の母親であり、唯一自分に愛情?を向けてくれる人。

周平の周りには、母親と妹、クズな男たちしかいない狭い世界で、一種の洗脳のようにも思えた。

一時、フリースクールに通い出し、クラスメイト達と勉強するようになるが、このまま勉強し、学校に通っていれれば、自分の世界が広がり、違う結末になったのではと思う。

最後まで母親をかばい続ける周平の姿に、どこかのタイミングで助けられたのではないかと感じてならない。

長澤まさみの演技もすばらしく、良い作品🙌
ただ、気分が落ち込んでいるときに見るのはおすすめしない🙆‍♂️
終始救いのない映画。
他人から見たらどう考えても100%クソ親なんだけど、子供からすると100%では無い。他人との関わり合いが出来て今までと違う世界を知れて、まともな世界に進む事も出来たのに結局子供には母親が全てで最悪な道を進んでしまった。母親が「この子は自分の子」と断言してる点だけは子供にとったら救いなのかもしれない。けどそれが一種の呪縛にもなっている。

詳しくは描かれていないけど秋子は子供の頃から家に居場所が無かったのかもしれない。さらっと言ってたが、母親が出来の良い妹ばかりをかわいがってというのは本当の事なのかも。自分を必要としてくれる人が欲しくて男を漁り、子供を自分の手元に縛り付けておく。

さらに周りの大人。男は最初は子供の事を心配してるけど、結局秋子と関係を持つ。例外は遼だけだったな。子供に興味が無く秋子だけ。でも明子が妊娠したかもしれないと知ると簡単に捨てる。秋子を捨てたというより、自分の子供という事に恐怖を感じていたような気がする。彼もまた親から何か虐待を受けていたのかも。
女である亜矢は子供は見捨てないけど、男に暴力を受けている秋子は見て見ぬ振りをした。

色々考えさせられる映画だった。二度と観たくは無いけど(笑)
現実世界でこの親子と似た境遇の親子が今もどこかに居るのかと思うとやりきれない。せめて妹だけは幸せになって欲しい。

周平役の2人の演技、素晴らしかっただけに阿部サダヲと皆川猿時が浮いていたのが残念。
後味は最悪。しかしうまい。どうしても最後まで見てしまう。誰も救われず、誰も幸せにならない。そして男がチョロすぎる。さすがにそこまで性欲と脳が直結してたらサルだろってシーンが結構ある。みんな発狂したサル。子供は静かに狂ってる感じ。
終始ダメな母親へ歪んだ愛情を投げ続ける周平と、周平へ全く愛情を見せない母親の関係が観ていてとても辛かった。

母親はあまり不自由のない家庭で育っていそうだったが、なぜ妹は真っ当に育って姉はここまで歪んだのか、なぜ男や息子に依存をしてしまうのか、そう言った母親についてのエピソードが何もなく初めからフルスピードでクズだったので上手く感情移入出来なかった。

自分を必要としてくれるから息子や娘を手離したくなかったんだろうが、子供たちの事を一切考えず自分の都合だけで子供を操り、自分の所有物の様に扱うのが本当に胸糞悪かった。

アオリにある「聖母か、怪物か」というのは一体どう言う事だったのか最後まで分からなかった。どこをどう見たら聖母に見えるのか…?

キャストとしては周平役の2人がとても素晴らしかった。阿部サダヲは好きな俳優だが、今回はあまり役にハマっていなかったように思う。ホストというのはちょっと苦しかった気が…
長澤まさみも熱演だと思うが、何処か小綺麗というか現実味が無い感じがした。
ほぼdisってるので、読むのは要注意です。

なお、実話との誤解が散見されるけど、あくまで実話に着想を得たフィクションであることは最初におさえておきたい。フィクションを元に現実の事件を検証しようとすると、見当違いな方向に行ってしまう可能性が高いので気をつけるべし、ということを念頭に置きながら、実際の事件と絡めてのレビューです。










さて、本作の感想というと、率直に言って何がしたかったのかよく分からなかったというのが正直なところ。長澤まさみの鬼母演技を見て欲しいということ?

原案に使われている『誰もボクを見てない』に書かれた通り母子の足跡を淡々と観客に見せて、何かを感じたり考えたりしてもらおうという意図だとしたら、「衝撃の事件」とか、「長澤まさみが鬼母を演じる」とかいう煽りや演出は必要無かったのではないだろうか。

個人的には、Motherというタイトルと、「すべてを狂わせる《この女》、聖母〔マリア〕か。怪物〔モンスター〕か。」というキャッチフレーズに、どれだけ母親を掘り下げてくれるのかと期待して観に行ったわけだけど、『誰もボクを見てない』に著された親子の見立て、支援への言及はほとんど活かされておらず、本当に本を読んだのか疑いたくなるくらい。制作サイドなりの見立てや解釈もほとんど感じられない。
エンドロールもめちゃ短いので、取材や資料による研究もあまりしてないんじゃないかな。

監督はあるインタビューの中で「みんなの共通認識から外れてる部分」として女性が浮浪者のような姿で山谷に入っていくことを挙げているけど、それをあくまでも映画や演劇としてチャレンジングであることとして語っているのも正直胸クソ悪い。実社会で見ようと思えば見えるものを、衝撃的なもの、チャレンジングなものとして消費する姿勢で作られたのだと、本音が透けて見える感じがして気持ち悪くなった。
(記事の編集のせいだったらごめんなさい。)
おそらくそうして作られたの作品においては、ほとんどの「認識していない」人達は、煽り文句に釣られて鑑賞し、消費するだけで終わってしまうだろう。
実際の事件の方で懲役15年の判決が出たあと弁護団に「自分みたいな存在を作ってはダメだと伝えてほしい」と言った少年の想いに応えられるような作品にもなっていない。

ただ一つだけ振り返って思ったのは、この映画を制作した人も観た人も、映画に登場する「母」と地続きの「人と人とがお互いを消費し合う」社会に生きてるんだなぁ…ということ。
実際の事件の方の母は獄中で取材の依頼を受けて欲しい物リストを返したという。「私を消費したいなら見返りを寄越せ」てことだよね。この映画を通してみると、お母さん真っ当な人に見えるかも…。

1ヶ所だけあるあるで笑ったのは、弁護士がお母さんに指示されたと証言するように説得しようとする場面。全部自分で背負い込むモードの少年に対して「証言次第で君の量刑が決まる」と言っているところ。
いやそれじゃ説得できないでしょ、とツッコミたくなりました。なぜここだけリアル…。
(監修した弁護士事務所が的確だったか)


スコアは採点忘れではなく0点です。ごめんなさい。
瞬間瞬間では良い部分もある作品なんだけど、チグハグで、全体的には課題の残る作品。長澤まさみのファムファタールとしての役割は素晴らしく、大西信満が籠絡されたときの絶望感たるや。

多くの人のレビューやSNSの評判では夏帆の演じる亜矢さんが好意的に論じられているが、彼女の役は非常に酷い。自分自身が近接領域で働く身であるため、彼女の振る舞いには終始疑問で、ラストにかけては怒りで震えた。ハッキリ言えば、亜矢さんは職業人として失格であり、周平の起こした事件に対して悔いる存在でならねばならない。にもかかわらず、亜矢さんを観て、「救われた」と口にできる無邪気な無神経さが世間の怖さと無知なのでしょうか。皆川猿時の役もそうなのだが、大森監督にとって「福祉」とは善意や利得と同意義のものにしか映らないのだろうか?あるいは映画のご都合主義的には、ああいう役回りであって欲しいのだろうか?

というか、何故に阿部サダヲは長澤まさみの場所を掴めたの?あの男にそのような調査能力もなければ、再度の別離のシーンも彼の行動原理や必然性が認められず、ただの「バカな不可解な男」になっている。

この映画を観ている中で場面が進むにつれて、世界がサァーっと閉ざしていく感覚に襲われた。ある意味で周平が感じていたようなものであろうが、監督の提示する映画世界の狭さに窒息を覚えそうであった。2点は演者の頑張りに。折角の素晴らしい配役が非常に勿体ない。
水曜の振休、品川に用事あったのでせっかくだから映画でもと。
大森監督って大森南朋のお兄さんだっけ、と思いながら鑑賞。最前列で観たらちょっと首いたくなった…。


なんとなく、『彼女がその名を知らない鳥たち』を彷彿とさせるような…あ、サダヲのせいか。
"リョウ"という名前がなかなか馴染まなくて、心の中ではずっと"陣治"って呼んでた。陣治はいいやつでリョウはクソヤローだけど。

言わずもがな、周平(10)のかわゆさよ…!
第2の城桧吏くんですよ!てゆーかめちゃ似てた。本気で「え、桧吏くん…?」て思てた。
悲しげにも無表情にも投げやりにも見える眼差しと引き結んだ薄い唇が、、、もーぉ100 点満点ッ💯くるくる癖毛の冬華もまたくそかわだったので、この2人のツーショットが見たかった。や、青年周平とのツーショットもこの上なく可愛かったのだけど。
ラブホでママを庇ったとこ、ほんと切ない。かわいい。やめて。クソ馬鹿どもがセックスに縺れ込むとバスタブに縮こまってるの可哀そ可愛い。やめ、て…。

青年周平もさ、磯村勇斗みあって妙な色気放ってるのよね〜新たな逸材。
フリースクールで写真とってもらったり亜矢さんに親身になってもらったり親方におにぎり放ってもらったり、優しい人々は意外と周りにたくさんいたのにな…。
「くさい」…また出てきたよ、思春期がいちばんダメージ受ける悪口。『誰も知らない』の柳楽くんで相当「ゔッ…」てきたけど今回もまた。あの台詞がなければ1人でもフリースクール通い続けたかもしれないのに。
共依存はそうなんだろうけど、まあ側から見て理解はできないわな。冒頭のプールのシーンとかだけ観てたら『万引き家族』みたく、貧しくて道徳に悖る環境の中でも真っ当な愛情はあるのかと思ってたけど…こいつぁ違ったぜ。ある意味愛情ではあるのだろうけど。幼い娘置き去りにして死なせたギャルママのニュースあったばかりですしね、こりゃあかんよなと。はよ保護したげてーーー!

まぁなんつーか、見つめただけで男を手玉にとれるのは才能だよなと。
風俗嬢にならなかったのが、この親子の敗因だと思うよ。(リョウはホストなのに)ふ
記録。
人殺しよりも、母に従うことが一番な周平のラストの台詞や、身勝手な秋子のワタシの勝手でしょ。が印象的でした。カラスのかってでしょみたい。人殺しなのに、なぜこんなに軽いんだ。。
歪んだ親子関係。なぜ秋子がこんな女に、なったのか?実話が元だけに日本の見えない貧困部分も気になりました。原作も読みたいです。
ただ、実話が元だけに、本になり、映画になり、お金が絡んだら、この母ちゃんは、また、たかりにくるんじゃないだろうかとも思いました。母親役の長澤まさみちゃんの演技も良かったです。
スクリーン2

川口祖父母殺害事件に着想を得た作品とのこと。
情報が出た時からずっと気になっていたやつ。

最初は長澤まさみが堕落したシングルマザー役~?イメージじゃないなぁと思っていたけど、そんな懸念はどこへやら、長澤まさみ凄まじかった。
男に溺れ、借金と住所不定の生活を繰り返し、子どもを所有物のように扱い、煙草を吸う姿に長澤まさみの影は微塵もなかった。
終盤で育児論を展開するシーンはもう秋子そのもの。鳥肌。
せめて、ダメ親なりに子どもへの愛情を感じられたら救いがあるのに、それすらない。
「私が産んだから私の子」、ただそれだけ。
それなのに、周平は決して母親と離れようとはしない。自分のやりたい事を潰されても、間違ったことをやらされても。
父親はまともそうだっただけに、余計に秋子と居る不幸が際立つ。

良い所が1つもないような毒親と依存関係にある、周平の手を掴みたい衝動でいっぱいだった。逃げなさい、と言いたかった。
逃げたくても怖くて逃げられないわけではなく、母親の事が好きだから見捨てられないというのがまた辛い。
もちろん共依存だからというのはあるだろけど…
あんな状況でも、児相は子どもが助けを求めないと介入できないのだろうか。
こんなにも闇が詰まった親子関係って辛すぎる。12年後も周平は呪縛から逃れられないのかな。

1つ、えーっと思ったところも。
妊娠してから、5年後ってシーンが飛ぶけど、その5年ってどうなってたの?!と。
どう出産したのか、ホームレスになるまでの経過も気になって仕方なかったよー。

‪鳴り物入りの如く現れた奥平大兼もこれからが楽しみ!
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