＜あらすじ＞
ろくに仕事もしないシングルマザーの秋子(長澤まさみ)は息子の周平とその日暮らしの生活を送る日々。
家族からも感動され、同じようにだらしない遼(阿部サダヲ)と一緒に生活を始めるが、秋子が妊娠した事をしり、遼は出ていく。
まともに学校にも行けない周平(奥平大兼)は秋子に逆らうことなく一緒に生きていくが、やがてそれはとんでもない事件へと繋がり・・・
＜感想＞
日本アカデミー賞で主演女優賞を受賞した長澤まさみ演じるクズ女というのが気になっていた今作。
案の定、最初から最後までクズ一辺倒の作品でしたね😨
長澤まさみがここまで酷い女性を演じているのは初めて見た気がします🤭
2人目が出来て産みたいと訴える秋子。
子供を産む責任が、全く感じられませんでした😥
働かせるのも、お金の無心、盗みまで全て周平にさせて、自分は何もせず。
観ていてずっと腹が立ったし、全く同情できない…
本当に素晴らしい演技だったと思います✨
母子の『依存』
学校にも行けず、社会との接点がない周平にとっては母親が全て。
だからこそ、反発することも出来ず、母親の言う事に必死に従うしかなかったんですね😣
これは周平の事を想うとずっと苦しくて、なんとか救われて欲しいと願うばかりでした。
そして衝撃の事件。
これは実際にあった実話ベースなんですね。
親の為にどんなことでさえもする(せざるを得ない)子供。
この現実はとても恐ろしく、そして悲しくて泣けてきました😢
どんな境遇に陥ろうとも母親が好きだと言う周平。
以前に観た「母さんがどんなに僕を嫌いでも」は救いがあったけど、今作には全くそれが感じられず、ただただ観ていて苦痛な作品でした😨
