重い。救いようがなく、見た後も凄い重くて沈む。けど、見てよかった。本当に考えさせられるし、少年犯罪への処罰の在り方への見方が深まる。こんなことがあるなんて、やっぱり知ってるのと知らないのでは違う。事件は複雑で、誰が悪いと責めたり、単純なべき論で避けられるものではないと感じた。外から見たら、なぜついていくのかとか、助けを求めて欲しいと思うけど、正直に話して助けを求められるほど、信頼出来る大人と関わって来なかった子、何が不当で異常かも分からず、選択肢があること保護されるべきことも知らない、ずっと我慢するしかなかった彼には何が出来たのか。考えておいて出来ることを準備していたい。
俳優も母子共に凄い演技で、尊敬。これは演じる方もしんどいだろうな。
最後の事件後のシーンで若松孝二みたいに、急に劇的な音楽流れて、けっこう台無し感あった。
