最初から重苦しいし、これが実話ベースだと思うと辛いかな。長澤まさみは頑張ってたけど、だらしない女の匂い立つエロさが足りなかったかな〜。カップ麺食いながら片乳だしても平気みたいな…。ゆきずりの男に次から次にいくけど、子供がいるのに、いく男が気持ち悪かったし、どーしようもない！世間でよく耳にする連れ子を虐待死させる男を見ているようで吐気がした。この話の怖いところ
は、こんな仕打ちをされた子供が母親に嫌悪感を持たずに愛情があることで、そうさせた母親の執念みたいな歪んだ愛情が子供に伝わってること。祖父母が口を挟めない、ご近所も関われない、コミュニティが崩壊して、個人主義にシフトした社会の代償だと思う。こういう現象が起きてしまった、起きてしまっている事に対して、何かメッセージか、問題提起が欲しかった。映画はある意味ドキュメンタリーみたいになっていて残念だった。鑑賞後に重苦しい気持ちしか残らない救われない作品。
