アンソロジー13

MOTHER マザーのアンソロジー13のレビュー・感想・評価

MOTHER マザー(2020年製作の映画)
-
自粛明け一本目は長澤まさみちゃんの「マザー」。
頬っぺたぱんぱんだったセカチュー(世界の中心で愛を叫ぶ)から何年経ったのだろう。

すっかり大人になったまさみちゃんの凄味ある体当たりの演技。

母、息子の共依存がテーマだけれど、形違えど依存しあっている親子って結構いる印象(富裕層にも少なくない)。

自堕落な娘に絶縁を言い渡す実家。血が繋がっているからこその苦しみ、憎しみ。
出ている役者さんの演技、皆凄いけど成長した方の周平役、奥平大兼くんの今後がとても楽しみ。

子育て経験のある母親ならきっとどこかで何かで心の隅に思い当たる断片(親だって子供に対して常に完璧でいられるはずも無い)。
それにしてもまさみちゃんの毒親っぷりはいいなぁ。