このレビューはネタバレを含みます
違う意味でのパラサイト。
依存と洗脳と大人たちはみんな自分のことだけでいっぱいいっぱい。だれも子どもたちのことを見ていない。見えていない。
「舐めるように育てた」っていう言葉。ねっとりじめっとしてるのに、テキトーとりあえずって感じがまさにだなと。
長澤まさみや阿部サダヲたちはもちろんなんだけど、なんと言っても奥平大兼をはじめ若手俳優と子役たちの芝居がスゴイ。役柄的にセリフは多くないけど、表情とか目とか仕草が。心配になるくらい。
そして個人的にヘアメイクの技術にも感動。特に10代の周平のまだらな白髪🦳。あのビジュアルだけで、すべてを物語っている。