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83歳のやさしいスパイのマツのレビュー・感想・評価

83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)
4.3
施設で働く身として、最後は涙が出て止まらなかった。入所者は孤独だ。どれだけ職員が優しくしても、家族と過ごす幸せには遠く及ばない。
自分のことは自分で出来て、家族と一緒に過ごせるまでが意義のある人生だと思う。
施設や病院に入って、孤独を感じながら生きることにどれだけ意味があるんだろう。
介護されながらの長生きは残酷だ。
施設に親がいる人は、親が常に寂しさを感じながら生きていることを知ってほしい。
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