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白いトリュフの宿る森のりのレビュー・感想・評価

白いトリュフの宿る森(2020年製作の映画)
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キノコ類が大の苦手なわたくしですが、ポスターから抗い難い癒しの波動を感じたので鑑賞しました。
メインはトリュフハンター達と(みなさんおじいちゃん)大切な仕事仲間であるワンちゃんの日常風景です。ドキュメンタリーなので基本静かにおだやかに進んでいきます。早朝のBSぽいかも。
2箇所くらい三半規管がぶっ壊れるカメラワークもあります笑。

最初から最後まで映像というか画づくりがめっちゃくちゃ綺麗で感動しました!自然はもちろん、おうちや街並みが全然擦れていないというか…外国の(イタリアだから当たり前か)絵本みたいです。すごいな〜。

かといって平和ボケした内容というわけでもなく、乱獲や自然破壊による収穫量の減少、ハンターの高齢化、業界人同士のエグいいざこざ(ワンちゃん…)、中抜きなども取り上げられております。第一次産業が抱える問題はどの国でも同じなのかもしれません。

美味しいご飯が食べられることは当たり前じゃないんですよね。自分にできることを少しずつでもやっていかないといけませんね。
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