このレビューはネタバレを含みます
映画だからまだ観られるものの、実際世界中では深刻な問題である薬物依存。
どうしても母親目線で見てしまうので、愛する娘を助けてあげたい、信用したいけれど、信用できないという気持ちがとにかくもどかしくて痛い。
特に「尿をちょうだい」のシーン。
依存から抜け出せず苦しむ娘と、裏切られた母親の想いが交差し過ぎて本当に息苦しいシーンだった。
また、キャスティングがとても秀逸。
ミラ・クニスの今までのきれいなイメージを払拭させるジャンキー役とグレン・クローズ扮する母親役もハマり役。
最後のシーン、ミラ・クニスがとても美しかった。