この映画を見ても単純に日本にも離婚後の共同親権を導入しようとは思わないはず。
親権には監護権(日常的に世話をする)と狭義の親権(重要事項決定権)(例えば進学先の決定、医療行為の決定など)があるが、現行法でも離婚後の重要事項決定権については両親が相談して決めることも多いが、この映画の旦那のように、DVが常態化してるような人とは話し合いが難しい。
面会交流や養育費などは子供の利益を優先して協議または家裁の調停で決めることになっており、これを問題視して共同親権を推し進めてもすぐに子供に会えるわけではない。