デルトロ監督が描く
今回のクリーチャー：人間
今年1番楽しみにしていた作品！ノワール版グレイテストショーマンみたいな映画だった。2時間半もあるなんて聞いてないけど安定にビジュアルが良すぎて何時間でも観てられる。
人か獣か、、それを決めるハッキリとした基準なんて無くて、自分でも気付かないほどシームレスに人は獣になってしまうのだと思った。もしくは元から獣の片鱗を持ち合わせているか。
そんな人と獣の境界線が最も曖昧になる場所・見世物小屋が舞台でありながらデルトロ映画定番のクリーチャーが登場しないのは面白いなーと思いながら観ていたら急に観客ホルマリン漬け(観客ホルマリン漬け)するので笑った。
キャスト面はケイト・ブランシェットとルーニー・マーラが同じ空間にいるだけでキャロル・・・となってしまうのと、強烈に既視感を感じていた判事の奥さんがBTTF3のクララだったこと、どう考えてもブラッドリー・クーパーがアラフィフには見えないこと。顔が好きすぎる、、、。
