Tomo

ナイトメア・アリーのTomoのレビュー・感想・評価

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)
3.9
何も無い男。バスの終着でたどり着いた場所にあるカーニバル(見世物小屋などがあるサーカス)で働くことになった。

ブラッドリークーパーが演じる野心的な男は読心術の才能を開花させ、場末のカーニバルショーから財界の大物や議員がいる社交界でのショーへとどんどんのし上がっていく。

持たざる男が昇り詰めて、最後に何を手にして終えるか、時に毒々しい演出が光るギレルモ監督のこの作品の最後を見て。人生にあるかもしれない宿命について、しばし考える機会を得てみてはいかがでしょうか。
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