のりちり

ナイトメア・アリーののりちりのレビュー・感想・評価

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)
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映画館鑑賞。

何か始めようとした主人公。
見世物小屋で働くようになる。
そこで、インチキな読心術を身に着ける。
それで、街に出て、ホテルでショーをすることになった。

街の偉い人の心を読んだような気持ちにさせ、望んでいたお金を得る。
世の中、そんなに甘くないだろうに、と思っていたら、やはりね。
しっぽが出て、彷徨うこととなる。
彼の行くところは1番最初に見世物小屋で見た獣ぐらいしかないと悟る。

そのまま生きている間は、うまくやる人もいるだろうけど、彼は、生きているうちに終わった。
そんなにうまくいくわけない。
まがいものの宗教や、スピリチュアルと同じだから。
一時、夢を見ただけでもいいじゃない。
これまで人にしてきた数々の悪事のことを思えば。

見世物小屋の荒れた野原に比べて、ビルの中などは、当時流行っただろうアール・デコ調で素敵な内装だった。
そこはすごく好みだった。
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