ナイトメア・アリーのさくらんのレビュー・感想・評価

ギルレモ監督の作品ともなればひと筋縄ではいかないだろうと思っていたけど、ここまで落差の大きい作品とは。

野望をもった男が、自分を大きく見せるために偽り続け、後に引けなくなって堕ちる所まで堕ちていったハナシ。
それでもまだ底ではなく、自分の行末が分かりながら、それでもその道に進まざるをえない哀しい最期。

ブラッドリーがここまで堕ちる役どころを見た事がなかったので、その点では新鮮だった。