1939年、見世物小屋に流れて
きた浮浪者のスタンカーライルは
脱走した獣人を捕らえたことで、
支配人クレムの目に留まり見世物
小屋で、日雇いで働くことになり
透視の手品をするジーナの助手と
なる。
ジーナの夫ピートはかつて読心術
で名を馳せていたが、アルコール
依存症で落ちぶれていた。
ピートの腕に惚れ込んだスタンは
彼に読心術を教わり必死で練習し、
自信をつけていく。
ある日、見世物小屋の取り締まり
で訪れた保安官を読心術を駆使し
丸め込むことに成功したことで、
恋仲となっていたモリーと一緒に
独立して生計を立てる覚悟ができ
2人で見世物小屋を後にする。
持ち前の度胸で、上り詰めて行く
スタンであったが、とあるショー
で判事と博士に出逢ったことで、
少しずつ運命の歯車が狂っていく
ことになりいつしか引き返すこと
のできない状況に追い込まれる。
シンプルでわかりやすい物語の中
にも鬼才ギレルモデルトロ監督の
スパイスが効いていました。