Ideon

マーベルズのIdeonのレビュー・感想・評価

マーベルズ(2023年製作の映画)
3.2
 惑星ハラを支配していたAIを破壊したキャプテンマーベルだったが、その影響でハラは水も空気も汚染された死の星になってしまった。彼女に恨みを募らせるクリー帝国の司令官ダーベンは、量子バンドを手に入れ、他の惑星を破壊して水や空気を奪おうとする。キャプテンマーベルはミズマーベル、キャプテンランボーと共にマーベルズを結成し、クリー帝国の大艦隊に戦いを挑むが…というお話。
 キャプテンマーベルの2作目で期待されたが、正直、出来は良くない。マーベルズの3人が瞬間移動で入れ替わり立ち替わり出てくる前半のアクションは気が散って見ていられなかった。歌でしか会話できないということで、いきなりミュージカル調になってしまう惑星アラドナのシーンも、馬鹿にされているとしか思えなかった。ここに来てディズニーの悪影響が顕著になってきた印象だ。配信を見ない人間は置いてきぼりにして、どんどんユニバースを広げるばかりで、個々の作品の質は落ちている。しかも、この作品を見ていないと分からない新作がまた量産されるから困ったものである。
Ideon

Ideon