もぐりん

マーベルズのもぐりんのネタバレレビュー・内容・結末

マーベルズ(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

「バイリンガルなの」

カマラ、キャロル、モニカ。誰に主軸を置こうか迷ってるうちに撮影終わっちゃったのかな?という感じ。それぞれに見せ場らしきものはあるけど、いまいち盛り上がりが足りない。キャロル強すぎて『エターナルズ』でイカロスが身を挺して太陽に突入してったエンドを軽々と生き抜くから、情緒というものが…笑

序盤のスイッチアクションがピークだった。キャロルは自己満だし。制作陣が持て余してる感すごい。歌う種族は面白かったけど、突撃!のとここそ歌いなさいよ。『シュレック3』の白雪姫の如く。

カマラ(ミズ・マーベル)はやっぱいいキャラしてんな!スクリーンで観れて嬉しかったよ。ブリー・ラーソンとホントに仲良く撮影したことが伝わってきて。トム・ホランドがこれからのリーダーかと思ってたけど、戦隊ヒーローのレッドが純粋バカ枠みたいに、カマラがリーダーもいいかも。冷静なブルー枠はビショップで。

ポスクレがヤバイヤバイって皆言うからトムホかデッドプールでも出てくるんかと思ってたけど、お前かい…ケルシー・グラマーだから"ガチ"感はあるけど、『X-MEN』が絡んでくんのは百も承知なんだよ。出し惜しみしてないでウルヴァリンくらい出さんかい。まあ、ここでそのカードを切らずに焦らさないと今後特に用意してないんです、ってことが見え見えで哀しい。

「シークレット・インベージョン」は無き物としよう。もうこれからはアメコミの作り方と同じく、作品ごとに使うエピソードもあれば無視する設定もある、くらいに思っておいた方がいいかもね。実際ニック・フューリーは何食わぬ顔で当たり前みたいに登場してたし。

これからのMCUはもうおじさん向けではないんだなあ。
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