このレビューはネタバレを含みます
2023新作#65
いつもMCUの予告編には「え～！」「マジか！」「どうなっちゃうの？」とワクワク感があり、早く見てぇ～！となるのですが、本作の予告編にはワクワク感が感じられず、最近色々言われているだけに「大丈夫かぁ」と心配になりました。
しかし、前置きが長くなりましたが(笑)
総じてと大変満足でした。２回目を見てからではないとMCUランクが点けられないですが、今は上位の方だと思います。
ストーリーがシンプルで、テンポが早い。アクションシーンが見ていて気持ち良い。
そして、カマラ・カーンとその一家の登場でコメディー色が強く、仏頂面の多いケンカ番長のキャロル・ダンバースにも笑顔が多く見られた事が好評価に繋がりました。溝があったキャロルとモニカの間を取り持ったカマラ。カマラがモニカを抱きしめ、キャロルに「抱きつけ」と、この粋な行動にはホロリ。ドラマの方はイマイチな所もありましたが、未視聴の方はミズ・マーベルを見て❗
上映時間が短いながらも、何故キャロルがすぐにモニカの元へ戻れなかった理由や、強いが故、正義感の強過ぎで誤った結果になり、キャプテン・マーベルとしての隠された辛さも描かれており、その辛さをモニカ、カマラの3人で共有しようとする友情はベタですが、心を撃たれてしまいますね。
グースも前作よりも大活躍で、子供たちも沢山増えグースファンも納得でしょう。
そして驚愕のラスト❗
ヴァルキリーが登場するのは知っていましたが、ケイト・ビショップが❗しかもカマラがニック・フューリーの様な役割でアントマンの娘も仲間にと、ヤング・アヴェンジャーズ結成へ。カマラのバングルと量子世界への装置を使えば、別アースへ自由に行ける？そうなると、当然アメリカ・チャベスも仲間になるでしょう。
別アースと言えば、ポータルの向こう側へ行ったモニカの前には、母のマリアがいるのですが、別アースのマリアでその隣にはビースト❗しかもチャールズに報告❗画面が引くとXの扉が‼️これには席を乗り出しました‼️
残念な部分もありました。シークレット・インベージョンの事が何も描かれておらず(スクラル人を地球に連れて行くのはマズいよね)ドラマのレビューでも書きましたが、作る必要があったのか？と再び思いました。
歌声が可愛らしいブリー・ラーソン。ケンカ番長とのギャップが(笑)
当初ミュージカルになるとの噂はこのシーンだったのね。
