事前の予想を大きく超える面白さ…!!
正直1作目のキャプテンマーベルは対サノス最終兵器のお披露目でパワーバランス狂ってたし、脇を固める二人は、かたやワンダの被害者でたまたまパワーに目覚めたスペクトラムと、単独作品がぼちぼちだったミズマーベル。
そんな歪な印象だったチームアップで、ここまでキラキラとした、どこを切り取っても魅力だらけの映画になるとは。長さもタイトかなと思ってたけど、観たらちょうど良かった。英断だと思います。
キャプテンマーベルが強すぎる問題も、3人の位置を入れ替えたり、パワーを吸収させてみたりと違和感ない形で制限してたのも良かった。チームアップすることで、これまで堅い表情のイメージだったキャロルがフワッと華やかになってとてもgood。
注目してたパクソジュンのヤン王子も、短いながらインパクトあって良かった。ブリーラーソンが歌うまいのは知ってたけどパクソジュンもなかなかのびやか。MCUでは入ってこないであろうミュージカル的な要素がねじ込まれてたのも緩急が効いてた。
他にはネコ大量発生とか飛び道具的なことも多いけど、雑にならずにキャプテンマーベルらしさというか、宇宙を舞台に戦うことのスケールの大きさや孤独さをしっかり画作りで表現してたのが良かった。
宇宙にキャロルがポツンとなるところの美しさとどこかスッと肝が冷えるような恐ろしさ、大画面で体感するととても良いです。
ミッドクレジットにはついにXmenのビーストが!!次は映画はデップーなんだっけ?どう絡んでいくか楽しみだ。