興行収入はあんまり良くなかったらしい（？）が、
普通にちゃんと面白かった。
途中、「あれ？これ誰が主人公？」と思ったが、「そうか、タイトルからして3人チームが主役の映画か」と、すぐに気づいた。
敵との思いの齟齬とか、流浪の民族の立場とかについて、もっと深く掘り下げもできそうだったし、もっとジェンダー視点の内容に振っても良かったようにも思ったが、
これだけコンパクトに短時間でまとめているので、掘り下げは、まぁ、無くてもいいか、
という気になったし、
女性3人が、何の説明も言い訳もなしに、普通に活躍してるということ自体が、ジェンダーに関するメッセージであって、
逆に説明過多にすると説教臭くなっただろうし、
最初から普通のこととして女性が活躍してる状況を描いたことが、大正解だったんだな。と思った。
ということで、この映画が売れなかった原因は、映画のコンセプトや内容じゃなくて、
マーベル映画が乱発され過ぎてしまっている、
というところなんじゃないかな？
