すずめのちゅん

マーベルズのすずめのちゅんのレビュー・感想・評価

マーベルズ(2023年製作の映画)
2.6
MCUの良さの1つに、コミックの世界をうまく現実に馴染ませてきているというものがあると思っていました。
タイカ・ワイティティという例外を除いて。
今作に感じることは、どうやって問題を解決するのか、という過程がすっごい薄い。
モニカがこうすればいい、と提案するシーンがいくつもあれど、どれも説明不足なんですよね。
いつの間にかスーパーパワーで解決しちゃう、ポップコーン系映画。
それをMCUでやっていいのはタイカ・ワイティティだけですよ。

キャラクターは全体的に映えていて良かったのですが、ニック・フューリーを無能キャラで定着させにいってる気がするのは大マイナス。
サノスに負けて終わりってシークレット・インベージョンで言われた通りになってるなぁ。