このレビューはネタバレを含みます
ミランダジュライ監督作品初めて観ました。小説は何冊か読んだことあるけど見事にミランダジュライの世界だった。
もう物凄く好きな作品だった。ファンタジーだけどちょっと奇妙でシュールでそれでいてグサグサと気持ちに刺さりまくって。
彼女が飛び出したのか、彼女が放り出されたのか。お母さん、ハニーってなんで呼べないんだろう。嘘でハニーって呼ぶことのできないお母さんの心情。それでもあの3人はひとつの家族だったんだろう。
一番ジーンと来たシーンはあの日曜の家族的なシーン。自分が実家にいた時代の日曜日を思い出してしまった。
彼女との出会いがきっと新しい世界の始まりなんだね。
最後はニクイ演出でしたね。