keibaba08

テスラ エジソンが恐れた天才のkeibaba08のレビュー・感想・評価

3.5
雇い主のエジソンと対立し、独立
し電流戦争を挑んだニコラテスラ
を描いた物語。

直流方式での送電システムを主張
するエジソンに対し、交流方式を
主張するテスラ。

時代を100年進めたと言われる
彼の功績と晩年までを実話を基に
描いています。

知名度で勝っているエジソン側の
攻勢に対して交流の優位性を主張
し着実に前進していくテスラ。

実業家のウェスティングハウスに
特許権を譲り、コンサルタントと
して交流電動機の導入に邁進。

電流戦争では死刑囚への死刑執行
が議論され実際に実行されるなど
様々な議論がなされた。

JPモルガンの令嬢アンモルガン
から好意を寄せられた事もあるが
生涯独身であった。

本作ではアンモルガンがテスラに
ついて語るという形式がとられて
います。

最終的にエジソンとの戦いに勝利
したテスラでしたが晩年は金銭面
で苦労し亡くなった際には無一文
であったとのこと。

イーサンホークさんの好演が光る
独特な作品で、終盤の歌のシーン
が印象に残りました。

電流戦争の歴史を知ってから観る
とより楽しめるような内容である
と感じました。
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